厄水(読み)ヤクミズ

大辞林 第三版の解説

やくみず【厄水】

ケイ藻類の異常発生による赤潮。春から初夏にかけ、東北地方太平洋岸の親潮水の中に時々起こる。海水は緑褐色を呈し、異臭を放つ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の厄水の言及

【赤潮】より

…その色は赤潮を構成するプランクトンの種(しゆ)に固有の色素や生理状態によって赤褐色,褐色,緑色,黄緑色,青緑色などさまざまである。海域ではふつう赤潮と呼ばれるが,厄水(やくみず),青潮(あおしお),白潮(しろしお),苦潮(にがしお)などと呼ばれる場合もある。湖沼では水の華と呼ばれている。…

【プランクトン】より

…赤潮の原因となる生物の種は多いが,ケイ藻,鞭毛藻,ヤコウチュウの場合が多い。通常,それらのうちの1種が大増殖して赤潮となるが,春季,三陸沖にみられる〈厄水(やくみず)〉と呼ばれる赤潮は,数種のケイ藻の混合したものである。赤潮はときに水産業に大きな被害を与える。…

※「厄水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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