ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「原典版」の意味・わかりやすい解説 原典版げんてんばんUrtext 演奏の便宜を図るために,後の校訂者や演奏家が手を入れた楽譜ではなく,作曲者の手稿などに当たって,できるかぎり元の楽譜と作曲者の意図に忠実になるように校訂された楽譜のことをいう。近年は殊に作品が作曲された当時のオリジナルな姿で演奏する形態が増え,手稿を批判検討した版による演奏は,かえって新鮮な作品の姿を伝えることもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by