原爆の図

共同通信ニュース用語解説 「原爆の図」の解説

原爆の図

広島県出身の日本画家丸木位里まるき・いり(1901~95年)と北海道出身の洋画家で妻のとし(12~2000年)が、原爆投下後の広島に入り救援活動をした体験をもとに描いた連作絵画。連合国軍総司令部(GHQ)の報道統制下で被爆実態が知られていなかった1950年に第1部「幽霊」を公開。82年までに全15部が発表された。14部までは埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館が、15部「長崎」は長崎原爆資料館が所蔵する。

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