原爆の図

共同通信ニュース用語解説 「原爆の図」の解説

原爆の図

第1部「幽霊」から第15部「ながさき」まである連作絵画。いずれもびょうぶで、縦1・8メートル、横7・2メートル。水墨画家の丸木位里まるき・いり、油彩画家のとし夫妻(いずれも故人)が共同制作し、1950年から順次発表した。原爆投下後に広島を訪れ「入市被爆者」となった夫妻が見た光景や、被爆者らの体験談が反映されている。全15部のうち14部は、夫妻が67年に開館した埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で常設展示され、世界各地で巡回展示されている。

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