原田石(読み)はらだせき

最新 地学事典 「原田石」の解説

はらだせき
原田石

haradaite

化学組成鉱物直方晶系,空間群Cmcm, 格子定数a0.5314nm, b1.4691, c0.7031, 単位格子中2分子含む。板状結晶。鮮緑色,透明~半透明,ガラス光沢,条痕淡緑色。劈開{010}に完全,{100}・{001}に明瞭。硬度4~4.5,比重3.75。薄片では無~黄緑~青緑色,屈折率α1.713, β1.721, γ1.734, 2V(-)75°, 光分散rv強。Srの一部はBa, Caで置換,Ba>Srのものが同構造の鈴木石(suzukiite)。岩手県九戸郡野田村野田玉川鉱山および鹿児島県大島郡大和村大和鉱山の変成マンガン鉱床から,石英・ばら輝石などに伴い産出(渡辺武男ほか,1982)。名称は鉱物学者,原田準平(1898~1992)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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