厳物作(読み)いかものづくり

精選版 日本国語大辞典 「厳物作」の意味・読み・例文・類語

いかもの‐づくり【厳物作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いかめしげなこしらえ。
    1. [初出の実例]「いか物づくりの大太刀はき」(出典:平家物語(13C前)四)
  3. 変わったよそおい。いかめしく洗練されていないいでたち
    1. [初出の実例]「いったう人のせぬでたちぞ。いかものつくりぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
  4. いかものづくり(厳物作)の太刀(たち)」の略。
    1. [初出の実例]「三尺八寸のいか物作、するりとぬいて」(出典:幸若・清重(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む