去りこくる(読み)さりこくる

精選版 日本国語大辞典 「去りこくる」の意味・読み・例文・類語

さり‐こく・る【去こくる】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「こくる」は接尾語 ) 乱暴に追い出す。特に、むりやりに妻を離縁する。
    1. [初出の実例]「地下(ぢげ)はこぞりて公事(くじ)(たく)み也〈史庭〉 さりこくるつづら長持五十棹〈桃英〉」(出典:俳諧・市の庵(1694))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android