去り所(読み)さりどころ

精選版 日本国語大辞典 「去り所」の意味・読み・例文・類語

さり‐どころ【去所・避所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. のがれるところ。
    1. [初出の実例]「かたがた罪さりどころさぶらはじと思ひ給ひて」(出典:苔の衣(1271頃)三)
  3. 行くべき所。
    1. [初出の実例]「しするといへども、ししてのさりところをさとらず」(出典:御伽草子・聖徳太子の本地(室町時代物語集所収)(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む