去者は日々に疎し(読み)さるものはひびにうとし

精選版 日本国語大辞典 「去者は日々に疎し」の意味・読み・例文・類語

さる【去】 者(もの)は日々(ひび)に疎(うと)

  1. ( 「文選古詩十九首一四」の「去者日以疎、生者日以親」による ) 親しかった者でも、離れるに従ってしだいに交情が薄くなっていく。死んだ人は月日が経つにつれてだんだんと忘れられていく。
    1. [初出の実例]「年月経ても、露忘るるにはあらねど、去者は日々に疎しといへることなれば」(出典:徒然草(1331頃)三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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