交情(読み)コウジョウ

デジタル大辞泉 「交情」の意味・読み・例文・類語

こう‐じょう〔カウジヤウ〕【交情】

交際している相手に対する親しみの情。友人としての親しみ。交誼こうぎ。「交情を深める」
男女が情をかわすこと。情交
[類語]交際付き合い交わり人付き合い触れ合い社交交友行き来旧交国交国際交流交遊友好親交交歓交誼厚誼高誼よしみ懇親接触コンタクト友情友愛友誼親睦深交昵懇懇意

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精選版 日本国語大辞典 「交情」の意味・読み・例文・類語

こう‐じょうカウジャウ【交情】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 交際のよしみ。そのつきあいによせる気持。交友の情誼(じょうぎ)。交誼(こうぎ)
    1. [初出の実例]「風月澄遊席。松桂期交情」(出典懐風藻(751)山斎〈河島皇子〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐汲鄭伝賛〕
  3. 男女が情を交わすこと。
    1. [初出の実例]「二人とも実に健康な若い肉体を持ってゐたから、その交情ははげしく」(出典:憂国(1961)〈三島由紀夫〉二)

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普及版 字通 「交情」の読み・字形・画数・意味

【交情】こうじよう(かうじやう)

友情。〔史記伝論賛〕一死一生、乃ちを知り、一一富、乃ち態を知る。

字通「交」の項目を見る

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