参勤(読み)サンキン

デジタル大辞泉 「参勤」の意味・読み・例文・類語

さん‐きん【参勤/参×覲】

出仕して主君にお目にかかること。
参勤交代」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「参勤」の意味・読み・例文・類語

さん‐きん【参勤・参覲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 参って勤めること。勤めを果たすこと。
    1. [初出の実例]「放生大会の導師を唯一度参勤したりしによりて」(出典:八幡愚童訓(乙)(1301‐04頃)上)
  3. 出仕して主君のお目にかかること。
    1. [初出の実例]「従内大臣殿召。仍令参勤之間」(出典明衡往来(11C中か)中末)
  4. さんきんこうたい(参勤交代)
    1. [初出の実例]「大名、小名在江戸交替所相定也、毎歳夏四月中可参勤」(出典:徳川禁令考‐前集・第一・巻三・寛永一二年(1635)六月二一日)

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