双極型集積回路(読み)そうきょくがたしゅうせきかいろ(その他表記)bipolar integrated circuit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「双極型集積回路」の意味・わかりやすい解説

双極型集積回路
そうきょくがたしゅうせきかいろ
bipolar integrated circuit

バイポーラ ICともいう。能動素子として双極型トランジスタを用いた集積回路。これに対して,MOS電界効果トランジスタを用いたものをMOS型集積回路という。1枚のシリコン基板上に,エピタキシャル成長,二酸化シリコン膜とフォトエッチングを用いた不純物拡散,電極蒸着,配線の各工程により集積回路を製作する。 MOS型集積回路に比べて高速動作を行えるため,コンピュータ中央処理装置や入出力制御装置などに広範囲に使用されている。集積度の点では MOS型集積回路の 1/5 から 1/10 にとどまり,また製造工程が多いため,経済性では劣る。

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