双水執流(読み)そうすいしつりゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「双水執流」の意味・わかりやすい解説

双水執流
そうすいしつりゅう

近世柔術の一流派。流祖豊後(ぶんご)竹田藩士、二上半之助(ふたがみはんのすけ)正聽。初め竹内流(たけのうちりゅう)小具足腰廻(こぐそくこしのまわり)を学び、くふうを加えて二上流(ふたがみりゅう)を称したが、のち諸国修行の途次大和(やまと)吉野川の流れを見て翻然開悟し、双水即隻水(せきすい)、隻水即双水の理によって体術に刀術を加えて一流をたて、双水執流組討腰之廻と改称。1652年(承応1)筑前(ちくぜん)黒田藩の体術指南役に招かれた。3代以下、舌間家を中心に、よく宗家をつなぎ明治維新に及んだ。

[渡邉一郎]

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