反物・段物(読み)たんもの

精選版 日本国語大辞典 「反物・段物」の意味・読み・例文・類語

たん‐もの【反物・段物】

〘名〙
一反に仕上げてある織物大人物の和服一着分として売る。太物
※交易問答(1869)〈加藤弘之〉上「自分の織った反物壱反と、酒壱升の取かへは、不平均で出来ず」
② 主に和服用の織物の総称呉服
※俳諧・太郎五百韻(1679)「きのふも三人唐人の宿〈宗因〉 端ものや其外相場書立て〈由平〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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