…呉服を売買する商人およびその店。呉服はもともとは絹織物を指し,綿織物,麻織物の太物(ふともの)と区別されていたが,現在では着尺(きじやく)織物の総称となっている。17世紀初めに京都,そして江戸,大坂などに,大名,武家や町人を顧客として生まれ,江戸では初めは京都の呉服商人の立売りであった。…
※「太物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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