取っ掴まる(読み)とっつかまる

精選版 日本国語大辞典 「取っ掴まる」の意味・読み・例文・類語

とっ‐つかま・る【取掴・取捕】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「とっ」は接頭語 ) 「つかまる(掴)」を強めていう語。
    1. [初出の実例]「声自慢で御自身に謳ふ客人などは、取(トッ)つかまった哥妓(をんなげいしゃ)や三絃ひきのみじめを見る斗(ばかり)」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android