取りん坊(読み)トリンボウ

デジタル大辞泉 「取りん坊」の意味・読み・例文・類語

とりん‐ぼう〔‐バウ〕【取りん坊】

遊里で、遊女をだまして金品を奪う客。転じて、遊女にだまされて多額の金品を奪われる客。とられんぼう。
女郎も―も、あまねく色道の鏡といたしぬ」〈浮・色三味線・二〉
遊里で、ひやかし素見すけん
「往古吉原にては―と云ひ、今は素見といふ」〈洒・娼妓絹籭〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む