取り付く島(読み)トリツクシマ

デジタル大辞泉 「取り付く島」の意味・読み・例文・類語

しま

頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで取り付く島もない」
[補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取り付くがない」を使う人が47.8パーセント、本来の言い方ではない「取り付くひまがない」を使う人が41.6パーセントという結果が出ている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android