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国語に関する世論調査 こくごにかんするよろんちょうさ

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知恵蔵miniの解説

国語に関する世論調査

文化庁が1995年から毎年実施している世論調査。社会状況の変化に伴う日本人の国語意識の現状を調査し、国語施策の参考にすることを目的としている。無作為に抽出した全国の16歳以上の男女3000~3500人を対象に個別面接調査を行い、毎年度2200人前後の有効回答数を得ている。調査内容は、敬語の使い方、慣用句・熟語の誤用、「ら抜き言葉」や「さ入れ言葉」といった言葉遣いの乱れ、漢字の使い方や読み方、外来語の理解度など。結果はマスコミなどで取上げられ、毎年話題になっている。

(2012-09-24)

出典|(株)朝日新聞出版発行
(C)Asahi Shimbun Pubications Inc
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デジタル大辞泉の解説

こくごにかんする‐よろんちょうさ〔コクゴにクワンするヨロンテウサ〕【国語に関する世論調査】

文化庁が平成7年(1995)から毎年実施している世論調査。漢字・慣用句・敬語・外来語などの理解度や関心度、会話や手紙といった言語コミュニケーションの現状など、日本語とその環境に対する人々の意識を調査し、国語施策の参考とするもの。全国の16歳以上の男女から調査対象を抽出し、個別面接形式で行う。
[補説]ことばの言い方に関する調査の例
愛嬌をふりまく
青田買い
足をすくわれる
怒り心頭に発する
石にかじりついても
上を下へ大騒ぎ
押しも押されもせぬ
お疲れ様
汚名返上
お眼鏡にかなう
噛(か)んで含める
声をあららげる
古式ゆかしく
言葉を濁す
采配(さいはい)を振る
舌の根の乾かぬうち
舌先三寸
食指が動く
白羽の矢が立つ
心血を注ぐ
寸暇を惜しんで
雪辱を果たす
そうは問屋が卸さない
出る杭は打たれる
伝家の宝刀
取り付く島
寝覚めが悪い
熱に浮かされる
のべつ幕無し
腹に据えかねる
火を見るよりも明らか
二つ返事
物議を醸(かも)す
間が持てない
的を射る
目から鱗(うろこ)が落ちる
溜飲(りゅういん)を下げる
論陣を張る

ことばの意味に関する調査の例
雨模様
穿(うが)つ
御(おん)の字
確信犯
割愛
枯れ木も山のにぎわい
気が置けない
奇特
琴線に触れる
檄(げき)を飛ばす
号泣
姑息(こそく)
さわり
潮時
敷居が高い
失笑
すべからく
世間ずれ
ぞっとしない
他山の石
手をこまぬく
天地無用
時を分かたず
流れに棹(さお)さす
情けは人のためならず
名前負け
煮え湯を飲ます
煮詰まる
にやける
破天荒
憮然(ぶぜん)
噴飯物
まんじりともせず
やおら
役不足
やぶさかでない

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国語に関する世論調査
こくごにかんするよろんちょうさ

日本人の国語に関する意識や理解の現状を調べる世論調査。文化庁が1995年度(平成7)から毎年行っている。日本人のことばの使い方や理解の現状について調査し、国語施策の参考にすることを目的とする。調査は全国から無作為に選び出した16歳以上の男女約3000~3500人を対象に、調査担当者が自宅を訪問し、個別に面接をするかたちで行われる。毎回2000人以上の有効回答者を得ている。
 調査が開始されたのは、戦後の国語施策(現代仮名遣いや外来語の表記への対応など)がほぼ完了した時期であった。当時の国語審議会が、それまでの表記に関する施策以外に幅広く国語の課題を検討するため、国民の意識やことばの実情に関するデータの収集が必要であるという提案を行い、文化庁が調査を開始した。2001年度(平成13)からは、国語審議会を引き継いだ文化審議会国語分科会の示す方向性に沿って調査内容が決定されている。調査結果は、2007年度の「敬語の指針」、2010年度の「改定常用漢字表」など、さまざまな審議の際に参考データとして使用されている。
 また、調査結果はマスコミの報道を通じて、社会的にも大きな話題をよぶことがある。近年は、「ら抜き」「さ入れ」表現が浸透したこと(2007年度)、電子メールの定着によって「漢字を正確に書く力が衰えた」とする回答が7割近くになったこと(2011年度)などが注目された。2012年度調査の結果では、「きんきんに冷えた(ビール)」「うるうるとした(瞳)」「ざっくりとした(説明)」などといった新しい表現が定着していることが話題になった。[編集部]

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