取り済ます(読み)とりすます

精選版 日本国語大辞典 「取り済ます」の意味・読み・例文・類語

とり‐すま・す【取済】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 すっかり取ってしまう。また、すべて事を終わらせる。
    1. [初出の実例]「天下の脉をよう取りすまいて置れた者をぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二)

とり‐すま・す【取澄】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 ( 「とり」は接頭語 ) まじめくさった顔付きをする。きどる。体裁を飾って、もったいぶる。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む