取極・取究(読み)とりきわめる

精選版 日本国語大辞典 「取極・取究」の意味・読み・例文・類語

とり‐きわ・める ‥きはめる【取極・取究】

〘他マ下一〙 とりきは・む 〘他マ下二〙 (「とり」は接頭語)
学問芸能などの奥深い所を体得する。
風姿花伝(1400‐02頃)三「物数は少くとも一方の花をとりきはめたらん為手は、一体名望は久しかるべし」
※詞葉新雅(1792)「トリキハメタコトガナイ さだめなき つねならぬ」

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