名望(読み)メイボウ

デジタル大辞泉 「名望」の意味・読み・例文・類語

めい‐ぼう〔‐バウ〕【名望】

名声人望。「名望を集める」
[類語]人望声望信望徳望信用人気魅力受け権威しん信頼信任定評評判暖簾のれん覚え名誉名聞めいぶん面目体面面子メンツ一分いちぶん沽券こけん声価名声美名見栄みえ面皮世間体体裁肩身物物しい厳めしいおごそ厳粛粛粛厳然森厳荘厳荘重重厚重重しい厳として重量感どっしりずっしりずしりずしっとどっかとがっしり重み広量堂堂大度太っ腹マッシブ存在感睥睨へいげい厳しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷険しい辛辣しんらつ粛然貫禄威厳威徳尊厳威儀威信威名威望威光威力権力勢威重圧すご脅威威圧威風威風堂堂威容偉容英姿雄姿勇姿仰仰しいご大層息が詰まる大風呂敷を広げる

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精選版 日本国語大辞典 「名望」の意味・読み・例文・類語

めい‐ぼう‥バウ【名望】

  1. 〘 名詞 〙 名声と人望。また、名声が高く人望のあること。
    1. [初出の実例]「今生の名望(メイバウ)を抛て、来世菩提を求ん」(出典源平盛衰記(14C前)一一)
    2. 「其地の豪商中より、名望智識を以て、衆に公推され任をうけ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔魏志‐崔琰伝〕

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普及版 字通 「名望」の読み・字形・画数・意味

【名望】めいぼう(ばう)

名誉と人望。唐・張籍〔白二十二舎人に寄す〕詩 三省、比來(このごろ)名重し 肯(あへ)て容(ゆる)す、君去つて樵漁(せうぎよ)を樂しむことを

字通「名」の項目を見る

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