取次店(読み)トリツギテン

デジタル大辞泉 「取次店」の意味・読み・例文・類語

とりつぎ‐てん【取次店】

客の注文を受けて商品・サービスの取り次ぎをする店。

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精選版 日本国語大辞典 「取次店」の意味・読み・例文・類語

とりつぎ‐てん【取次店】

  1. 〘 名詞 〙 物品取次を業とする店。
    1. [初出の実例]「これは、取次店の方で、押売するやうに言ひ附けでもするのかい」(出典:姉弟と新聞配達(1923)〈犬養健〉三)

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世界大百科事典(旧版)内の取次店の言及

【出版】より

… 日本の出版流通はたいへん効率よく組織されている。いわゆる正常ルートと呼ばれる,出版社→取次店(問屋)→小売書店,のチャンネルによって,総出版物の半ば以上が,自動的に全国に流れ,読者の目に触れるしくみになっており,流通費(流通部門のとるコミッション)は,相対的には世界で最も安い。しかし近年出版物の消費化(マスプロ・マスセール化)が進み,後に述べるような種々の問題を生じたため,正常ルート以外に,生協(大学生活協同組合)ルート,月販(割賦(かつぷ)販売)ルート,即売(スタンド)ルート,直販ルート(ダイレクト・メール,ブッククラブなど),コンビニエンスストア・ルート,鉄道弘済会ルート,教科書ルートなど新旧各種の販売チャンネルが開発され,多様化を進めている。…

※「取次店」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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