デジタル大辞泉
「注文」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
注文
ちゅうもん
相撲用語で作戦のこと。特に立ち合いの奇襲作戦の場合によく用いられる。「注文をつける」は「勘定をつける」と同じ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ちゅうもん【注文】
日本の古文書の一様式。〈しるしぶみ〉ともいう。ある事柄を調査し,その要件を明細書きにしたメモ。〈一,○○○,一,△△△〉と連記する〈一つ書き〉の形式をとることが多い。主として財物のリストとして作成された目録と相違して,書きあげの対象は人名,人数や物品の数量・種類など,まったく任意であった。また1通で独立した報告書として機能した注進状と異なり,注文は,文書として提出することを予定しない手控えか,明細報告書として上申文書などに添えられた副進文書をも含む。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
普及版 字通
「注文」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
世界大百科事典内の注文の言及
【注文】より
…主として財物のリストとして作成された目録と相違して,書きあげの対象は人名,人数や物品の数量・種類など,まったく任意であった。また1通で独立した報告書として機能した注進状と異なり,注文は,文書として提出することを予定しない手控えか,明細報告書として上申文書などに添えられた副進文書をも含む。注文が文書様式として発展した時代は中世で,〈交名(きようみよう)注文(人名リスト)〉〈合戦手負注文(負傷者リスト)〉〈支度注文(あつらえものの注文書)〉などの個別的名称も生まれた。…
※「注文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報