取母(読み)とりはは

精選版 日本国語大辞典 「取母」の意味・読み・例文・類語

とり‐はは【取母】

  1. 〘 名詞 〙 生みの母代わりに、その子を育てる女性養母
    1. [初出の実例]「此子十五六計に成りて後、此とり母(ハハ)の弟のむかへ腹の姫君に」(出典発心集(1216頃か)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む