取決(読み)とりきまり

精選版 日本国語大辞典 「取決」の意味・読み・例文・類語

とり‐きまり【取決】

  1. 〘 名詞 〙 物事がある状態に定まること。「ない(なし)」を伴って、どちらともはっきりしないの意に用いる。
    1. [初出の実例]「初へんよりして、いてつきのゐさふらふやら御主人やら、とりきまりなきがん七が、えてにほかけてはしりいで」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)三上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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