精選版 日本国語大辞典 「受取所」の意味・読み・例文・類語 うけとり‐どころ【受取所】 〘 名詞 〙 能楽で、前の役所(やくどころ)の者が謡ったあとを、別の役所の者がこれを受けて謡うところ。普通には謡渡(うたいわたし)という。[初出の実例]「後(のち)の出はの橋がかり、指声、一声より移る所は、脇の為手(して)のもの也。うけ取所悪きは、脇の為手の難成るべし」(出典:申楽談儀(1430)能の色どり) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例