コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

指(し)声/差(し)声 サシゴエ

2件 の用語解説(指(し)声/差(し)声の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

さし‐ごえ〔‐ごゑ〕【指(し)声/差(し)声】

声明(しょうみょう)平曲(へいきょく)などで、単純な節を速いテンポで唱する部分。
謡曲のサシのこと。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

さしこえ【指声】

日本音楽の用語。いくつかの分野で用いる。〈さしごえ〉ともいい,サシコエ,差声,刺声と書かれることもある。まず声明(しようみよう)では,講式論義,つまり語り物的な曲種において,あまり旋律的ではなく,シラビック(1音節に1音符があてられる声楽様式)に演唱する部分とその旋律様式をいう。ただし,実際の旋律は,声明の流派によって異なる。平曲でも,シラビックな演唱を基本とする特定の旋律様式による部分をいう。節物(ふしもの)に多く用いられ,この部分全体をさらさらとよどみなく運ぶが,音域が広い点や,段落部分にメリスマ的旋律(1音節に多数の音符があてられる装飾的声楽様式)が用いられるなどの点では,クドキ(口説)より音楽的効果が大きいといえる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

指(し)声/差(し)声の関連キーワード新日本音楽抜頭小泉文夫術語用語ウッドベースエコーマシンセンツァ鳧鐘ソーゲ