叡聞(読み)エイブン

デジタル大辞泉 「叡聞」の意味・読み・例文・類語

えい‐ぶん【×叡聞】

天子がお聞きになること。「叡聞に達する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「叡聞」の意味・読み・例文・類語

えい‐ぶん【叡聞】

  1. 〘 名詞 〙 天子がお聞きになること、お知りになること。
    1. [初出の実例]「一院崩御の後、武士ども上洛の由叡聞に及ぶ間」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    2. 「積善(しゃくぜん)虚しからず、叡聞(エイブン)に達する事ありて」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)四)

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