精選版 日本国語大辞典 「口に入る」の意味・読み・例文・類語 くち【口】 に 入(い)る ① 人のうわさにのぼる。盛んに人の話の種になる。[初出の実例]「殿にも公(おほやけ)にも聞(きこ)しめして、おほかたこの頃の人のくちにいりたる事は」(出典:栄花物語(1028‐92頃)見はてぬ夢)② 食べることができる。[初出の実例]「仮のまどひ口にも入らぬ味(あぢはひ)をなめてねたまし」(出典:浮世草子・好色産毛(1695頃)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例