口に地代は出ない(読み)くちにじだいはでない

精選版 日本国語大辞典 「口に地代は出ない」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 に 地代(じだい)は出(で)ない

  1. ( どんなに勝手なことをしゃべっても、それに地代がかかる訳ではないの意 ) 身勝手な放言をすることのたとえ。口に税はかからぬ。口に年貢はいらぬ。
    1. [初出の実例]「おかしかいくらでもわらゐな、口にぢだいはでねへよ」(出典:洒落本・山下珍作(1782)地客)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android