口を箝す(読み)くちをかんす

精選版 日本国語大辞典 「口を箝す」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を=箝(かん)す[=緘(かん)す]

  1. 口をつぐんで物を言わない。口をつぐむ。
    1. [初出の実例]「或は武士的ストイシズムをもって口を緘(カン)したのではなかったか」(出典宗教文学(1957)〈亀井勝一郎信従傍観)
    2. [その他の文献]〔荘子‐田子方〕
  2. 人の口をふさぐ。言うことがあっても言えないようにする。〔史記‐袁盎伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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