口味(読み)こうみ

精選版 日本国語大辞典 「口味」の意味・読み・例文・類語

こう‐み【口味】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 口にあじわうこと、またはそのもの。
    1. [初出の実例]「月料〈略〉芥子。堅魚煎汁各三升。口味直銭。〈其数准時沽価充之〉」(出典延喜式(927)五)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐説難〕
  3. 思慮ある人。いわゆる味のある人。
    1. [初出の実例]「口味ある人の内儀を請て申上べし」(出典:早雲寺殿廿一箇条(17C初)九条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android