口惣塩田(読み)くちすぼえんでん

日本歴史地名大系 「口惣塩田」の解説

口惣塩田
くちすぼえんでん

[現在地名]大三島町口総

口惣塩田の開発は、大三島新地(おおみしましんち)町衰退に伴い、貢租取立ての町方負担軽減を意図した町年寄刀屋宗兵衛の自力による新田開発に端を発する。難工事の末、潮留に成功したが、その後「口惣村ヱ小作宛テ方之儀及示談候所、十ケ年已内ニテハ貢租上納可申儀ニ至リ不申様申出ルニ付、塩田ニ致候ハヽ両三四ケ年内外ニハ上納モ可相成儀」と、新田の計画を塩田に切り替え、文政元年(一八一八)塩田五浜が完成した(三島新地町旧記)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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