口脇黄ばむ(読み)クチワキキバム

デジタル大辞泉 「口脇黄ばむ」の意味・読み・例文・類語

口脇くちわきば・む

幼稚で経験が少ないことをあざけっていう言葉くちばし黄色い
「さやうに―・みたるぬしたち」〈栄花・さまざまの喜び〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口脇黄ばむ」の意味・読み・例文・類語

くちわき【口脇】 黄(き)ばむ

口のあたりがまだ黄色みを帯びている。まだ年若くて経験が乏しいことをあざけっていう。
※栄花(1028‐92頃)様々のよろこび「さやうにくちわききばみたるぬしたち」

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