精選版 日本国語大辞典 「口覆」の意味・読み・例文・類語 くち‐おおい‥おほひ【口覆】 〘 名詞 〙① 袖、扇などで口をおおい隠すこと。また、そのもの。[初出の実例]「『あなさん。雪はづかしき霜かな』と、くちおほひしつつ」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)② 茶道で、茶壺の口をおおうもの。[初出の実例]「口蓋(オホヒ)、并緒のむすびやう指南」(出典:四座役者目録(1646‐53)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例