口詩(読み)クシ

デジタル大辞泉 「口詩」の意味・読み・例文・類語

く‐し【口詩】

物に書きつけないで、口ずさむ詩。
むまやをさに―取らする人もありけるを」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口詩」の意味・読み・例文・類語

く‐し【口詩】

  1. 〘 名詞 〙 物に書きつけないで、口ずさみにした詩。
    1. [初出の実例]「駅(むまや)の長(をさ)に、くしとらする人もありけるを」(出典源氏物語(1001‐14頃)須磨)
    2. [その他の文献]〔河海抄(1362頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む