口食うて一杯(読み)クチクウテイッパイ

デジタル大辞泉 「口食うて一杯」の意味・読み・例文・類語

くちうて一杯いっぱい

食うだけで精いっぱいで、余裕のない生活のたとえ。
「―に、雑煮祝うた分なり」〈浮・胸算用・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 大晦日 実例

精選版 日本国語大辞典 「口食うて一杯」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 食(く)うて一杯(いっぱい)

  1. 食べるだけで精いっぱい。生活に全く余裕がないことにいう。
    1. [初出の実例]「されども大晦日に銭五百もって、終に年を取たる事なし。口喰(クウ)て一盃(ハイ)に、雑煮いはふた分なり」(出典浮世草子世間胸算用(1692)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む