日本歴史地名大系 「古今山之口記録」の解説 古今山之口記録こきんやまのくちきろく 二冊成立 弘化二年か分類 地誌原本 都城市立図書館解説 もともと八巻から成立っていたと考えられるが、現存するものは巻三之下と四之上の二巻のみである。巻三之下は番所関係の史料からなり、巻四之上は中世から近世の歴代地頭に関する記事を集めている。ただし嘉永四年の書入れがなされており、郷政担当者の備忘用として活用されたものと考えられる。なお活字本として翻刻されたのは巻四之上のみである。活字本 地方史研究資料第五集(宮崎県地方史研究会) 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報