古今山之口記録(読み)こきんやまのくちきろく

日本歴史地名大系 「古今山之口記録」の解説

古今山之口記録
こきんやまのくちきろく

二冊

成立 弘化二年か

分類 地誌

原本 都城市立図書館

解説 もともと八巻から成立っていたと考えられるが、現存するものは巻三之下と四之上の二巻のみである。巻三之下は番所関係の史料からなり、巻四之上は中世から近世の歴代地頭に関する記事を集めている。ただし嘉永四年の書入れがなされており、郷政担当者の備忘用として活用されたものと考えられる。なお活字本として翻刻されたのは巻四之上のみである。

活字本 地方史研究資料第五集(宮崎県地方史研究会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android