古今集遠鏡(読み)コキンシュウトオカガミ

デジタル大辞泉 「古今集遠鏡」の意味・読み・例文・類語

こきんしゅうとおかがみ〔コキンシフとほかがみ〕【古今集遠鏡】

古今集の注釈書。6巻。本居宣長もとおりのりなが著。寛政5年(1793)までに成立。同9年刊。当時の口語文で書かれている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古今集遠鏡」の意味・読み・例文・類語

こきんしゅうとおかがみコキンシフとほかがみ【古今集遠鏡】

  1. 「古今集」の注釈書。六巻。本居宣長著。寛政五年(一七九三)成立、同九年および文化一三年(一八一六)刊。真名序長歌を除いて口語訳したもの。「古今集」の口語訳に先鞭をつけた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android