知恵蔵mini 「古伯耆物」の解説 古伯耆物 日本刀の原型が成立した平安時代後期に作られた最古級の刀。伯耆国(現・鳥取県中西部)で作られたとされる。持ち手付近からの反り方や、先端部分の直線に近い形が特徴で、国宝や国の重要文化財に指定されているものもある。1939年に春日大社(奈良県奈良市)が宝庫の解体修理をした際に天井裏から発見された太刀12本のうちの1本が、「古伯耆」と呼ばれる最初期の日本刀であることが分かったと、2018年1月22日に同大社が発表した。 (2018-1-25) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報