古原生代(読み)こげんせいだい

最新 地学事典 「古原生代」の解説

こげんせいだい
古原生代

Paleoproterozoic(Era)

3つに区分されている原生代の最初の時代。25〜16億年前。縞状鉄鉱層が25億年前,18億年前に沈殿する。24.5億年前に大酸化事変(GOE)が起こり,地球上の大気酸素が急上昇したとされる。表層にはシアノバクテリアストロマトライトが大繁茂し,海底に沈殿したバクテリアは酸素を吸収して海洋底はヘドロ状態になる。プルーム活動も盛んであり,巨大火山区や巨大岩脈群が残されている。23〜22億年前には全球凍結したヒューロニアン氷期が起こっている。ガボンミシガンでは,21億年前に大型(7〜120mm)多細胞生物化石やグリパニア化石が発見されている。21~18億年前頃にかけて大気酸素濃度は減少し,18〜14億年前には複数の大陸衝突によりヌーナ大陸が形成。18億年前以降の海洋は,広く鉄に富む還元的海洋になり,地域的には硫化水素に富む強還元的部分が形成された。18億年前以降の約10億年間,大規模縞状鉄鉱層の報告がない。生物活動も活発で,21億年前の多細胞大型生物化石,19億年前に原始的な真核生物の報告がある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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