古反故(読み)ふるほご

精選版 日本国語大辞典 「古反故」の意味・読み・例文・類語

ふる‐ほご【古反故】

  1. 〘 名詞 〙ふるほぐ(古反故)
    1. [初出の実例]「古反故を継合せつつ羽合哉」(出典:俳諧・八番日記‐文政二年(1819)一〇月)

ふる‐ほぐ【古反故・古反古】

  1. 〘 名詞 〙 古くなったほぐ紙。字を書いたりしてある、いらなくなった古い紙。ふるほご
    1. [初出の実例]「ふるほぐとおぼしてうちすてさせたまはで」(出典:大鏡(12C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android