古手町(読み)ふるてまち

日本歴史地名大系 「古手町」の解説

古手町
ふるてまち

[現在地名]東区道修どしよう町五丁目

道修町五丁目の西に続く両側町で、御霊ごりよう筋から渡辺わたなべ筋のやや西まで。初発言上候帳面写によると、当町は道修町通又一またいち町・四拾軒よんじゆつけん町の二町から成立した町で、明暦元年(一六五五)には古手町とみえる(宝暦三年「水帳」大阪市立中央図書館蔵)。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数一四・役数一五役で、年寄呉服ごふく町の平野屋与右衛門が兼帯。宝暦三年(一七五三)には屋敷数一二・役数一五役で、うち年寄分一役が無役、安政三年(一八五六)には屋敷数一三・役数一五役(各年の「水帳」同館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android