叩売(読み)たたきうり

精選版 日本国語大辞典 「叩売」の意味・読み・例文・類語

たたき‐うり【叩売】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大道商人などが、品物を載せた台などをたたいて威勢をつけ、段々に値引いていきながら売ること。また、それをする人。
    1. [初出の実例]「バナナのたたき売、メリヤスの投売などの跋扈時代となり」(出典:明治世相百話(1936)〈山本笑月〉縁日に見た下町情調)
  3. 大安売り。投げ売り。
    1. [初出の実例]「きみには高すぎて払えないよ。ぼくは、叩き売りをしない方針なんでね」(出典:がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉すぐりの島)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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