只取(読み)ただどり

精選版 日本国語大辞典 「只取」の意味・読み・例文・類語

ただ‐どり【只取】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ただとり」とも ) ただで手に入れること。代償を払わないで、取って自分のものにすること。
    1. [初出の実例]「質物本銭の十分一にて請出之由申賜了、但田舎者共は只取云々」(出典:経覚私要鈔‐長祿元年(1457)一一月二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む