召し入れる(読み)めしいれる

精選版 日本国語大辞典 「召し入れる」の意味・読み・例文・類語

めし‐い・れる【召入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]めしい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 上位者が、呼んで内へ入れる。内へお招き入れになる。
    1. [初出の実例]「天皇、皇后に語りて曰はく、八田皇女(ひめきみ)を納(メシイレ)て将に妃(みめ)と為むとすとのたまふ」(出典日本書紀(720)仁徳二二年正月(前田本訓))
    2. 「簀子におまし敷かせて『なほここに』とめしいれてあひ給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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