召し出づ(読み)メシイズ

デジタル大辞泉 「召し出づ」の意味・読み・例文・類語

めし‐い・ず〔‐いづ〕【召し出づ】

[動ダ下二]めしだす」に同じ。
二三人ばかり―・でて」〈・二三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「召し出づ」の意味・読み・例文・類語

めし‐い・ず‥いづ【召出】

  1. 〘 他動詞 ダ下二段活用 〙
  2. めしいだす(召出)
    1. [初出の実例]「この宮の御もとに兼盛まゐりけり。めしいでて物のたまひなどしけり」(出典:大和物語(947‐957頃)七二)
  3. めしいだす(召出)
    1. [初出の実例]「あなととほほゑみて硯召しいづ」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android