召上ぐ(読み)メサグ

デジタル大辞泉 「召上ぐ」の意味・読み・例文・類語

めさ・ぐ【上ぐ】

[動ガ下二]《「めしあぐ」の音変化》召し上げる。呼び寄せる。
が主のみたま賜ひて春さらば奈良の都に―・げ給はね」〈・八八二〉

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精選版 日本国語大辞典 「召上ぐ」の意味・読み・例文・類語

めさ・ぐ【召上】

  1. 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 ( 「めしあぐ(召上)」の変化した語 ) =めしあげる(召上)
    1. [初出の実例]「あが主の御霊(みたま)賜ひて春さらば奈良の都に咩佐宜(メサゲ)給はね」(出典万葉集(8C後)五・八八二)

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