台座の別れ(読み)ダイザノワカレ

デジタル大辞泉 「台座の別れ」の意味・読み・例文・類語

台座だいざわか

人間胴体台座にたとえて》首が胴を離れること。死んでしまうこと。
「何がさて相違あらば―、御存分になさいませ」〈浄・千本桜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「台座の別れ」の意味・読み・例文・類語

だいざ【台座】 の 別(わか)

  1. ( 胴体を台座にたとえて ) 斬られて、首と胴とが別々になること。笠の台の生別れ。
    1. [初出の実例]「何が扨相違あらば台座(ダイザ)の別れ、御存分になされませ」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む