台座の別れ(読み)ダイザノワカレ

デジタル大辞泉 「台座の別れ」の意味・読み・例文・類語

台座だいざわか

人間胴体台座にたとえて》首が胴を離れること。死んでしまうこと。
「何がさて相違あらば―、御存分になさいませ」〈浄・千本桜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「台座の別れ」の意味・読み・例文・類語

だいざ【台座】 の 別(わか)

  1. ( 胴体を台座にたとえて ) 斬られて、首と胴とが別々になること。笠の台の生別れ。
    1. [初出の実例]「何が扨相違あらば台座(ダイザ)の別れ、御存分になされませ」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)三)

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