精選版 日本国語大辞典 「台無」の意味・読み・例文・類語
だい‐なし【台無】
[1] 〘名〙 (形動) ひどくいたみ損じて役に立たなくなること。すっかりだめになること。また、そのさま。
※洒落本・蕩子筌枉解(1770)伊州歌「いかさまにかけられ身上大なしになり」
[2] 〘副〙 (多く下に打消の表現または否定的な内容の語を伴って) すっかり。全然。まるで。ひどく。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報